年末にかけ、為替の円安を背景に一部市場が必要以上(!?)に堅調だった
ため、日柄調整も兼ねて新興市場への資金流入が望まれる状況でしたが
ややボリューム感に欠けるものの、注文通りに流れてきたように思います。
このように相場自体がわりと素直に動いていることや、米国のハネムーン
相場、日銀による継続的な下支えもプットオプションとして効いていること
から、私自身は日本株にはさほど悲観的な見方をしていません。
相場、日銀による継続的な下支えもプットオプションとして効いていること
から、私自身は日本株にはさほど悲観的な見方をしていません。
特に新興市場は堅調ながらも過熱感もさほどないことから、2月・3月権利
確定を視野に入れた底堅い相場展開が期待出来ると思います。円安によ
る増額修正は新興市場銘柄ではさほど期待できませんが、堅調な業績を
背景とした増配・自社株買い(株主優待)といった株主還元施策に関しては
3Q決算が出てくるタイミングで開示されるケースも多いので、利益の乗った
手持ちの新興銘柄を丁寧に利食って、積極還元銘柄に少しずつシフトして
いくようにすれば、リターンも安定するように思います。
また、そのような積極還元銘柄にシフトせずとも、新興市場全体が何となく
底堅い時期というのは、”板”と”出来高”があるので、ポートフォリオを組み
替える絶好のチャンスとなります。こういう何となく上手くいっている相場こそ
落ち着いて自分のポートフォリオを見直すには良いタイミングだと思います。
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特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
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コメント
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こんばんは。先日はスパー〇スすぐにお返事頂きましてありがとうございました(笑)
このエントリーもとても勉強になりました。ドンな私メに、もそっとご教授頂けると嬉しいのですが、この時期に10万円以下で買える不動産株を買い増ししていく事はいかが思われますか?
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ハマグリさん、いつもコメントありがとうございます。
〇パークスの件はどういたしまして・・・って、大したお返事出来ていないので恐縮ですが、
結局今期の配当は4円みたいですね。もう少し出るといいなーって思います。
10万円以下、というとインテリックスとかレーサムとかトーセイとかムゲンとかですかね。
答えだけ言うとトーセイとかはいいと思います。具体的に銘柄名いただければ、私感でコメントいたします!
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なちゅさん、いつも温かい応対ありがとうございます。ではでは、甘えちゃいますね。
ベタな銘柄で恥ずかしかったので名前を出さなかったのですが、東急不動産HDです。学生寮の賃貸業買収と渋谷の再開発、はよさげに思えて。。
トーセイは有望銘柄ですね。もそっと下落したらWWウオッチングリストに載せました(^^)
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TFHDは大手不動産株の中では、数万円から買えますし、買い増しにより長期保有優待なども
視野に入るので(3年要りますが)、なかなかよいかと思います。
学生情報センターは来期からフルで効いてきますね。
渋谷再開発は親会社のT電鉄の方がウエイト大きく、TFHDは「やや渋谷の周辺」になる
ような部分がありますが、それでも今後数年で渋谷自体が活性化することは大きいと思います。
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>なちゅさん
いつもありがとうございます!
ご意見中の”数万円”がキモなのですかね。
会社の保養施設に昔東急リゾートがあったので、優待目当てもありますが、渋谷そのものの価値もまたアップするかな、なんて目論んでいました。
でも不動産業界は今まで接点がなかったので、かなり及び腰なんですよね。株主総会には行ってみようと思います。
勉強不足で情けないですが、渋谷のタワーピルはT電鉄だったんですね。セルリアンタワーでさえ、遠くに感じますものね。
やや渋谷という表現、秀逸ですw。