■今日聞いた話(ホテル絡み)
・東京や大阪のホテル稼働率は80-82%オーバーという絶好調。
特にUSJ周りはハリーポッターのせいで、足下では85-90%という
超バブル稼動率のため、現場は客をさばくので精一杯とのこと。
(85%というのは事実上のMAX稼動であり、外から見ると常時満室)
・大阪のUSJ客は京都観光との親和性が低く、海遊館やひらかたパーク
との親和性が高いとのこと。宿泊施設もUSJ周辺がダメなら梅田、
それでもダメなら京都ではなく神戸になるとのこと。
・インバウンドは今年1300万人到達もあり得る、空前のペース。
銀座某百貨店の社長も免税品の売れ行きに腰を抜かしている模様。
今や大阪も外国人だらけで、彼らの物品購入意欲も半端でない。
・とにかく東京はホテルの数がめちゃくちゃ足りない。
高いホテルは単価の取れないインバウンドを敬遠することも多い。
日本のビジネス(特にAPA)などは外国人には狭すぎることもあり、
一室20~30㎡の広さで客室数の多いホテルが求められている。
・ビジネスホテルはシステム投資が全てなので、大手なら圧倒も可。
東横インの凄いところは予約受付を集約していることであり、
満室の場合に近隣ホテルにガンガン送客することである。
・これまで手薄だったまぁまぁのビジネスホテルの直営に大手デベ
(三井ガーデン、三菱ロイヤルパーク、東急系、常和ユニゾ)
などが本格参入しているのは、マーケットが空いているため。
・異業種参入が凄い。相鉄フレッソインは電鉄系のクセに業界内での
プレゼンスを確保しつつある。買収したサンルートは不明。
・最近は景気と明確に連動する東海道新幹線の乗車率も凄い。
自由席が混んでいることが目に見えて多くなったのは明らか。
・ホテルの「宿泊」「料飲」「宴会」「婚礼」は全く別の業態。
特に都市部は外のレストランが優秀なので、「料飲」は余程の
付加価値がない限りは絶対にやるべきではないとのこと。
「宴会」は法人需要で景気連動、「婚礼」は個人需要で営業力
が試されるので、これも不動産業としては根本適さない。
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コメント
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おはよう。
ホテル銘柄は地味だけどアツイよね。
立地さえ間違わなければ、営業利益で10-15%の案件が徐々に増えていくから、立派なストックビジネスだと思います。
ということで、関連銘柄は共立メンテナンスとアメイズでよろしいでしょうか?
リゾートソリューションも該当かなとは思わないでもないけど、いかんせん追い風を受けきれるほどのホテル数がないような気がするのと、親会社の三井不動産の意向に左右される(三井はシティーホテルやってるしなぁ・・・)のでイマイチかも(ゴルフ場再生銘柄として見るほうがマシかもしれないね)。
それはともかく、なんとなく思っていたことがこうして本文で箇条書きされるとやっぱりそうなのか!と思うことが多いです。
保有銘柄に太鼓判を押してもらった気がしますな。
ファンコミをナンピンしてるヒマがあったらアメイズ買い増しした方がいいかもしれんね。
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るいん君わんばんこー
ホテル銘柄は普通にアツイと思うよ。
その二社で比べたら、企業規模と業態バリュエーションの面で共立メンテ>>アメイズかな。
まぁ、両方とも魅力的だと思うけど。リソルは良く分かりません。
以下、俺の期待度イメージ。
今度ホテル銘柄をまとめるかもしれません。
◎藤田観光、明治海運
○共立メンテ、アメイズ
▲日本ビューホテル、ユアサ・フナショク
△ロイヤルホテル
△相鉄ホールディングス
△アゴーラホスピタリティ
×ホテル、ニューグランド