今日のひとこと(あえてジャストカバーしない)。

さてみなさまは“ジャストカバー”という用語をご存じでしょうか。弊ブログをご覧の方ならご存じの方も多いかと思いますが、専ら優待族の皆様がお手元の優待券面の金種額面通りの金額で外食等のお支払いを済ませ、1円も払わずに会計を済ませることを指します。

 

この“ジャストカバー”方式を提唱し始めたのは私の20年来の盟友であるるいんくんであり、私の記憶が確かならるいんくんは優待棋士としての桐谷さんがメディアを通じて世に出るだいぶ前から日銀券を使わずに優待生活を実践し、かつブログを通じて世間に公表していたので、本当の意味での優待生活のパイオニアと言えば彼のことだと思っています。

 

然しながら、私も優待族の端くれではありますが、優待券行使の際はこの“ジャストカバー”方式は採用しておらず、いくら手出しがあっても気にしない整理としており、これにはいくつかの理由があります。

 

一つめの理由は、値段を気にせず好きなもの食べたい、という点です。ただでさえ優待券消化のために行く店のカテゴリーが限られるので、せめてその中で選べるメニューを合計金額で縛られたくないというのは常々思っています。

 

二つめの理由は、単にめんどくさい、という点です。暗算の得意な方は尊敬しますが、あまり頭の良くない当方の場合は電卓片手に「ひとりゴチバトル」のようなことを強いられるため、さすがにそこまでやる気になりません。あと金額合わせのためのサイドメニュー一品追加などで優待デブ化が加速するのも難点です。

 

三つ目の理由は、完全にただ食いになるので気遅れする、という点です。本来的に株主は会社側の応援団であるはずなので、手持ちの優待券を何枚か消化させていただくことは勘弁してもらうにしても、ある程度は現金を落とすようにしています。また場合によってはあえて現金比率を高めて払うことすらあります(頻繁に行く店だと店員さんからの視線も気になるのです・・・こう見えて小心者ですので)。

 

とまぁ、そんな感じで持っている優待券の金額に限らず好きなものを食べることをポリシーとしています。勿論、そんな当方でも意図せずジャストカバーを達成すると脳内に特殊なドーパミンが分泌される(?)のでその効用については理解しますが、本来的に外食はもっと楽しいはずのものなので、変な義務感を持たせず、むしろ券面以上に豪遊して使うなど楽しんでもいいのかな・・・と思ったりします。(おわり)

 

*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。

 

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コメント

  1. 猫猫食堂 より:

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    私も計算苦手なのでジャストカバーしません笑。優待族のOさんやMさんは暗算がめっちゃ早いし好きな物をジャストカバーするので尊敬しています笑笑。

  2. なちゅ より:

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    >猫猫食堂さん
    そのお二方がどなたを指すのか、あえて特定はしませんが(笑)、ジャストカバーする/しないは「箸の上げ下げ」みたいな話なので、ご自由でいいのかなと思います。

  3. 植木屋 より:

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    《ジャストカバー》初めて耳にしました。
    しかし、飲食では気にしませんね。期限が多く残っていれば1950円でも現金950円払って一枚枚は次回に残します。

    計算するのはスーパーの1000円に付き100円の優待ですが、
    結構950円とかあるんですよね。。。

  4. なちゅ より:

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    >植木屋さん
    ジャストカバー、は某SNS界隈の優待族の間でよく使われている言葉なので、
    ブログ界隈ではマイナーな表現なのかもしれません。

    そうですね、1,950円だったら私も1,000円は優待にして、残りの950円は現金で払いますね。

  5. なちゅ より:

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    >翼犬(i159)さん
    ご指摘のように暗算自体は頭の体操になるので、いいことなのかなと思います。
    そうなんですよね、優待族って(私を含めて)自分で優待という様々な制約のある金種を手に入れて、わざわざ縛られにいってる感じもあるんですよね。
    「手段が目的化」・・・とでも言いますか、まぁそんな感じです。

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