業績不振の三光マーケティングフーズから株主優待がきますた。

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【2762】 三光マーケティングフーズ(東証2部)投資判断 Underperform

現在値 94,000円/100株 PER70.14 PBR 0.9 6月配当優待12月配当優待

低価格居酒屋『金の蔵Jr.』等を直営展開。焼牛丼『東京チカラめし』。

予想配当は年間1600円配で配当利回は1.7%となります。
株主優待として100株以上の株主に対して、3,000円分の食事券が年2回
もらえますので、優待配当利回りに直すと、8.08%となります。

当社は私が学生時代(大学2年・・・歳がバレますが)の頃、上場翌日に購入した
ので足掛け10年くらいの付き合いになります。
その頃は株主優待も非常に手厚く、1株持っていただけで半期に12000円位の
食事券を貰えたので、大学の女の子と飲みに行ったりしてました。

当社の月の雫は小奇麗な居酒屋で、バイト店員のレベルも顔採用か!と思う程
可愛い子が多かったのを覚えています。
今では全く考えられませんが、店員はみな日本人でした。

・・・そんな素敵居酒屋チェーンが、10年経って吉野家風味の牛丼屋になるとは
本当にびっくりしています。
しかもいつの間にかフランチャイジー(加盟金)をかき集める会社になっており、
「はて俺はいつレインズの株主になったんだ?」等と思わずにおれません。

そんなふとした疑問が頭をよぎり、そのタイミングで下方修正なんか来た
ものですから、10年振りに当社のポジションを落とすことにしました。
今では単元しか持っておりません。

当社は昔から無借金で財務だけは良く、配当や優待などが改悪される可能性
はかなり低いとは考えておりますが、それでも会社の魅力は昔と比べるべく
もありません。最近のチープな店作りには本当にため息が出ます。

それでも、学生時代からの付き合いとなる当社への愛着はあります。

今後、一六堂みたいな高級路線居酒屋への復帰や、最終利益が2億の会社だと
いうのに年収1億ずつの役員報酬を取る平林親子の報酬水準が見直されること
があったら、改めて再投資を考えたいと思います。

投資判断はUnderperform、アウトルックはネガティヴといたします。

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コメント

  1. ruinwalkers より:

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    三光MFの優待、ウチにも届きました。
    ここの株をいつ買ったのか忘れてしまいました(購入した時の証券会社に履歴が残っていない・・・買い値と月足チャートを見ていると、07年のどこかで買っているとは思うのですが・・・)が、ともかく購入した動機は財務の良好さに加えて、「東方見聞録」と「月の雫」の質の良さでした。

    当時私の記憶に残っているのは「女性でも一人で来店できる居酒屋」というコンセプト。
    それだけ店内がゆったりしてて個室タイプの座席が多く、雰囲気も割りと静かだというイメージでしたし、実際店舗に行ってもそんな感じがしてました。
    それまで居酒屋といえば新旧御三家含め「赤い看板」という認識だったものが、三光MF登場以降は「黄色い看板」というカテゴリーもあるんだという認識になり、「黄色い看板の居酒屋ならちょっと高級かな?」というイメージになったように覚えています。

    社会人になりたてのころ、同期によく話しをしていた居酒屋選びの基準として、「赤い看板(当時の魚民とか八剣伝とか)が客単価3000円、黄色い看板(三光の店舗とか、業態変えたマルシェの店舗とか)が客単価4000円、黒い看板(芋蔵とか)が5000円くらいことが多いよー」というのがありました(今こうしてコメントに書くと、とても恥ずかしい気分になります・・・が、それでも当時はこんな話を真剣に聞いてもらえる時代だったのかも)。

    その辺のこともあって、私にとって三光の月の雫や東方見聞録、黄金の蔵は、そうした「黄色い看板のちょっといい居酒屋」の代名詞だったのですが、270円とか290円とかの均一居酒屋が流行りだして直営中心からFCも増やしはじめてきたあたりで、今思えばその認識を改めるべきだったかな?とも思います。

  2. ruinwalkers より:

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    <分割投稿いたします>

    私の生活圏内では大阪ミナミ天王寺に月の雫と黄金の蔵jr(数年前は東方見聞録でした)の2つがあるだけですが、金の蔵jrになった時は「やった!客単価安くなったから、これで優待使って行ける回数が増える!」とか思っていたものの、やっぱり店舗(一人あたりのスペースが窮屈)とメニュー(心なしか油モノ、単色メニューが多い気が。胃にもたれるので変な感じでアルコールが回る・・・)のチープさはいかんともしがたく、最近はほとんど月の雫で優待を使っています。

    なんだか悪いことばかり書いてしまった気がしますが、M&Aによる事業拡大を志向せずに自力で業態を開発しようとする根性と財力がある(コロワイドのように、規模を大きくし続けないと多分倒れてしまう状態とは程遠いんじゃないでしょうか)外食企業なのと、基本的に私もここには思い入れがあるということもあり、頑張って欲しいと思います。

    以上、深夜テンションでのコメントでした。

  3. なちゅ より:

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    るいん君おはようございます。

    いや、やっぱ貴殿も似たようなこと考えていたのですね・・・赤い看板・黄色い看板・黒い看板というのは秀逸な比喩だと思います。

    確かに低単価業態を出し始めたころは、私も訪店回数が増えると喜んだものですが(特に当社はホットペッパー割引券と併用できるので、訪店回数が増える方が相乗効果が高い)、1つまた1つと安っぽい店が増えるにつれて複雑な心境となりました。

    決定的なのは、女の子を連れて行ける店では無くなってしまったことでしょうか。まさに貴殿の言うように、旧業態である月の雫がせいぜいです。

    私も当社には思い入れが強いので引き続きウオッチしていこうとは思いますし、買い増し出来る日が来ることを祈っております。

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