余裕ある相場で、余力を残す/投資戦略アウトルック(2016.05.11)

■余裕ある相場で、余力を残す。
決算シーズンもたけなわですが、非常に余裕のある相場展開だと思います。
決算を見越して上がってきた株や下がってきた株でも、好決算・クソ決算に
素直に反応して、更に上がったり下がったりしますので(一部例外を除く)、
個人投資家好みの株を中心にマーケットへの信頼度が高いと思います。

これがもっといい相場ですとクソ決算でも1日で織り込んで、後場から謎の
プラ転とかもあるのですが、そういう相場よりは分別のある相場つきなので、
過熱感はあるものの、見た目よりはかなり冷静と言えます。

さてこの相場ですべきことは、ポートフォリオの中で逃げそこなっていた株
とかでも、決算ワンチャンで逃げ場が出来たりしますので、キッチリ逃げる
ことがとても重要です。

最近、新興市場の8銘柄位に集中投資することで有名なとある兼業投資家
さん(億り人)が、ここ数年で上場したばかりの銘柄を、この売買ボリュームが
膨らんだ相場でポンポンと利食いを出しているのがまさに象徴的な例です。

たしかに相場がいいので、まだ上値がある可能性もありますが、こういう
ところでしっかり逃げて、少しでも余力を残すことが大事だろうと思います。
(そういう意味で、前出の投資家さんはファンダメンタル分析も上手ですが、
需給を読み切って売り玉をぶつけるのはもっと上手だと思います。)

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*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。
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コメント

  1. mono より:

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    ほぼ毎日ブログ読ませてもらっています。有り難うございます。
    連休の農作業中、隣の田んぼの同級生と話した内容と似ていたので面白いな思い投稿しました。
    彼は同じ高校ですが体育部の部長で、大手地銀より体育会系の人材が欲しいということで大した試験もなく入ったとのことでした。また違う同級生の息子さんは〇〇電力に野球で入ったとのことでした。入っても辞めていく人が多い中で、体育会系は忍耐力、根性が違い評価されているようです。実際そう思いました。

  2. なちゅ より:

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    PASS:
    monoさま、コメントありがとうございます。
    つたないブログですが、日ごろのご愛読に感謝します。

    なるほどそんなお話があったのですね。見事に地銀や電力会社に入れれば、体育会で頑張って大成功だと思いますね。
    忍耐力、根性はご指摘のとおりですが、たとえ理不尽でも先輩の言うことは絶対に聞くとか
    そういうのが社会でも評価されてるんだろうな・・・とはよく思います。私は言うこと聞かないタイプなのでw

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